菊は通年身近にあるので、それほど惹かれなかった。 と言うのは仏壇には日持ちのいい菊がどうしても多くなってしまうので、慣れすぎていると言うべきなのですが、ふと近所に咲いているのを見て菊を見直しましたので、菊の写真集を作ってみようかと言う気になりました。 菊の写真集は初めての試みとなります。

 日比谷公園で菊の展覧会をやっているのは知ってはいましたが、昨年は見に行かずじまいでしたので、今年はどうしも行ってみようと言う気持ちが起こりまして、休みの日を利用して行ってみました。 展覧会に出るくらいですので、立派過ぎる、まさに見事でしたが、後で身近な菊も結構いいものだと気づきました。 それぞれの趣きがある、それでもはやりすごい。 野趣と洗練の違いと言うべきものでしょうがどちらもいい。

       

               

 

  菊を撮っている時に、おばちゃんが横切ろうとしていまして「モデルは入らないかしら」との事でしたが、「モデル不要」と答えました。 知らぬ同士、お互いに年の功って感じの「会話」となったのか。 おらがあのオラーキーだぞ。(~o~)

 さて菊の展覧会を一回りして辺りを見回せば少し色づいて来ていましたので、撮影しました。 紅葉の見頃は十一月末から十二月上旬のはずです。

 秋バラが咲いているのは行きがけに見ていましたが、菊の撮影の帰りに薔薇を撮りました。 五月は旧古河庭園で撮りましたが、秋には日比谷公園でとなりました。  銀座から近くて遠い日比谷公園となっています、途中の喧騒が嫌で、ほとんど行く事がない。 行けばほっと出来る一時を過ごせますが。

 紅葉の撮影に出かけるまでに、まだ時間があるのですが、今年は菊をと思いまして撮影しました。 この後二週間くらいすると紅葉黄葉が見頃になるはずですので、今年最後の撮影となりそうですので、期待をしています。

 どうも世の中は危なっかしい方にばかし向きだしているよな気がしてなりませんが、そんな事をも忘れさせてくれるひと時を過ごしました。 原発事故の影響は永く続くはずですし、従いまして水と食料が相当汚染が進み影響されてしまう、そこへTPPとは何か図られたような気がして仕方がありません。

  野菜、米、果物、魚の豊かな産地が襲われ汚染されてしまい、復活の見込みは少ない。 それよりも住むことすらも危険な状況が永く続くはずでして、福島及び東北地方を失ったと言っても過言ではないと踏んでいます。 「すぐに帰れますよ、すぐに安全となりますよ」とかの巧言令色はもはや通じまい。 そう、巧言令色新鮮し(すくなし)仁です、注意して警戒するしかない。

  おまけに「石蕗・つわぶき」を掲載しますが、一息入れて頂ければ幸甚です。

      

 

          

  「季節の花 300」と題するサイトは実によく花について調べられていまして、時々参考にしています。 必ずお役に立つサイトのはずです。